ブラスト技術のパイオニア!不二製作所様へと工場見学に行ってきました。
*ブラスト処理:微粒子を材料に吹き付けることで材料表面の異物除去、研磨などを行う加工技術
恥ずかしながら私、ブラスト処理は材料表面をきれいにするものという程度の認識でしたがとんでもない。
Ra(算術平均粗さ)だけでは表現しきれない、きめ細やかな表面性状をブラスト技術によって
コントロールすることで様々な性質を持った表面に生まれ変わります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=450x1024:format=jpg/path/sf4944586e5afa2de/image/ic35a435262a89708/version/1530784945/image.jpg)
まずはオーソドックスに表面研磨。
切削加工では必ず残ってしまう刃物の筋目。
ブラスト処理によってきれいに消すことができます。
砥石などを使った研削加工では難しい
隅部の研磨もお手のものです。
写真はパーツフィーダーの部品を研磨したものですが、
かつて半導体製造装置などの超高真空(10-8Paレベル)
の装置を設計していた身としてはOリングの当たり面
をキレイに仕上げてもらいたいものです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=450x1024:format=jpg/path/sf4944586e5afa2de/image/id4f6ce2a3214be28/version/1530784945/image.jpg)
抹茶の粉。
表面に付くも付かぬも思いのまま。
どちらを選ぶかはあなた次第です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=450x1024:format=jpg/path/sf4944586e5afa2de/image/ic0ce4d0a2efb7e3f/version/1530784945/image.jpg)
パンチングメタル
親水性と疎水性もブラスト条件を変えることで
大きく変わります。
その結果がこちらです。
表面性状の改質によって摺動性が良くなりますよ。
条件によって滑ったり滑らなかったり。
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不二製作所様の工場見学レポは以上になります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf4944586e5afa2de/image/iede6a28e648d4428/version/1530784945/image.gif)
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