◆材料に引張(圧縮)力をかけたときに発生する応力σ(シグマ)と歪ε(イプシロン)の関係を確認するとともに
基本的な用語を説明します。
![軟鋼の応力ひずみ線図](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=406x10000:format=jpg/path/sf4944586e5afa2de/image/i77c686cad036f377/version/1585642381/%E8%BB%9F%E9%8B%BC%E3%81%AE%E5%BF%9C%E5%8A%9B%E3%81%B2%E3%81%9A%E3%81%BF%E7%B7%9A%E5%9B%B3.jpg)
応力ひずみ曲線(軟鋼)
◆応力ひずみ曲線(左図)
材料の引張(圧縮)試験において得られる応力と歪の関係
◆応力σ(N/m㎡)
次式であらわされる指標。Aは材料断面積、Fは引張力
・σ=F/A
◆ひずみε(mm)
次式であらわされる指標。Lは力を加える前の材料長さ
ΔLは力を加えた後の変形量。
・ε=ΔL/L
◆弾性域
力を加えた後、その力を除いたときに材料に変形が見ら
れない範囲
この範囲の変形を弾性変形という。
◆塑性域
力を加えた後、その力を除いたときに材料の変形がもと
に戻らなくなる範囲
この範囲の変形を塑性変形という。
◆ヤング率E(縦弾性係数)
弾性域内におけるσとεの関係性(傾き)
・σ=E×ε
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