書籍発売しました!
8月28日に書籍発売しました。
読者の感想
お読みいただいた方々がTwitterでたくさん感想を書いてくれました。一部紹介させていただきます。
・「課題」のシチュエーションがあるあるでクスリときて面白いです。
・読み手のことをとても意識してかかれた書であると思います。
・コレ、内容もさることながら構成が抜群に優れている。
・かなり具体的な設計実務の話でとても面白い!
・技術士機械部門のキーワードは抑えてあるので試験対策本としても活用できると思います。
・この本の1番の魅力はコラム!
などなど、とにかく読みやすいこと。実務に基づいた話を具体的に書くこと。を意識した結果たくさんの嬉しい感想をいただくことができ頑張った甲斐がありました。
意外だったのが、結構な方から「技術士の試験対策にいいね」と言っていただけたこと。技術士試験は意識していませんでしたが、キーワード解説の一面があるため必然的にそうなったんでしょうか。技術士機械の受験を考えている方にもおススメです。

7月11日更新・追記
タイトル
「設計の業務課題って、どない解決すんねん!」
サブタイトル
<上司と部下のFAQ 設計工学編>
「はじめに」から一部抜粋します(更新しました)
設計の仕事
大学3年生のときに設計製図の授業がありました。エンジンを設計し製図するというものでした。圧縮比、ボア径、ストローク比、様々な数値を計算して、図面に落とし込む。授業の合間や夕方にバズーカ(図面を入れるための筒をこう呼んでいた)をもって製図室に行き手書きで図面を描くための製図台、ドラフターとにらめっこ。分からないことがあれば同じようにドラフターとにらめっこしている同級生に聞く。図面がある程度描けたら教授のところへ行きチェックを受ける。このような過程を通して「これが設計の仕事か!」と感じたものです。
3年後に重電機器を扱うメーカーに就職しました。主に生産設備の設計開発や現場改善を担う生産技術部に配属となり機械設計の仕事をやっていくうちに、学生時代に感じた「設計の仕事」は主要な部分だけど「設計の仕事」のほんの一部であったことを痛感しました。
「ISOってなんやねん?!」「リスクアセスメントって設計者がやるの?!」「FTAって初めて聞くんですけど・・・」「環境問題と設計って関係無くない?」「特許って知財部の仕事でしょ?!」
いえいえ、全て「設計の仕事」でした。
「目次」から大項目を抜粋します。(追記しました)
第1章 設計業務も知らずに設計はできない。 [設計構想/検討]
第2章 ゼロ災で行こう!ヨシ!ご安全に。 [安全]
第3章 質の良い設計にはやり方がある。作りやすく、壊れにくい。 [品質/信頼]
第4章 21世紀は環境配慮の時代です。持続可能な社会を目指して。 [環境]
第5章 仕事には締め切りがある。設計業務を効率的に行おう。 [ツール-CAD/CAM/CAE]
第6章 あなたの知恵を守りましょう。知恵にこそ価値が宿ります。 [企業戦略-特許]
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